電動トルクレンチ製品一覧

電動トルクレンチとは？

電動トルクレンチとはモーターを動力源にしてボルトを締め付ける工具です。インパクトレンチとは異なり反力受けを使用して反力を受け止める必要があります。主にトルク管理が要求される場所に使用します。電動トルクレンチは工具起動のスイッチとなるトリガーを引き続けるだけでボルト締結作業をおこなう事ができます。

電動トルクレンチはブラシレスDCモーターを採用していることが多くバッテリー残量や電圧が低下した場合でも設定したトルク値を出力します。電動トルクレンチはAC有線接続の製品とDCバッテリー接続で動く製品の2種類がありますが近年はDCバッテリー式の製品を検討されるユーザーが増えてきております

電動トルクレンチのメリットとデメリット

近年、ボルト締結工具の技術進歩に伴い、ボルト締結作業においてもトルク管理が要求される場面が増えてきたことで電動トルクレンチを検討されるユーザーが増えてきております。またユーザーのニーズも多様化してきており、単純にボルトを正確に締めるだけに留まらず、作業データ管理などの機能を要望されるユーザーもいらっしゃいます。作業の正確性、工具の持運びやすさ、データ管理機能が備わったことで新たに電動トルクレンチを購入検討するお客様が増えてきております。

電動トルクレンチのメリット

動力源がバッテリーのため有線ではなくコードレスで使用できるという点もメリットのひとつです。また、油圧トルクレンチはラチェット構造のため連続回転ができません。そのため作業スピードが求められやすい中口径のボルト締結作業では油圧トルクレンチは敬遠されてきました。しかし電動トルクレンチであれば連続回転が可能であることと油圧トルクレンチを使用する際に必要になるポンプやホースが不要なため受け入れられやすくなりました。

そのため電動トルクレンチは中口径のボルト締結作業に好評で、例えば建設機械の組立や風車のメンテナンス、トラックタイヤ交換、バルブやポンプの組立現場等で多数ご利用いただいております。33Nm-6,500Nmまでのトルク帯で電動トルクレンチをご利用いただけます。

電動トルクレンチのデメリット

電動トルクレンチのデメリットは動力源が電気のため防爆エリアでは使用する事ができません。また、工具内に電子機器が内蔵されているため 衝撃に強くありません。そのため取り扱いには十分に注意する必要があります。特に高所での作業では落下防止のための対策を講じる必要があります。

当社の電動トルクレンチの特徴

当社の電動トルクレンチはハンマー機構を利用して工具自体で反力を取るインパクトレンチとは異なり、反力受けを用いてボルト締結作業を行うため低騒音かつ低振動です。工具の反力受けは工具自体の回転を防ぎ、最終トルクまで継続的なパワーを引き出します。ナットが座面に着座してからであれば工具の回転RPMが低くても作業時間を短縮する事は可能です。今までの油圧トルクレンチやエアートルクレンチと大きく異なるのは作業性を補助するソフトエウェアが搭載されているという点です。

そのためデータを記録する事もできますし今までのようなトルク換算表も不要で希望トルク値を工具に入力してトリガーをひくだけで1Nm単位で設定可能でボルトを締結する事ができます。当社の電動トルクレンチは反力受けが必要であるという特性上、1週間程度無償にてお試しいただく事が可能です。ぜひ一度当社の電動トルクレンチをご試用下さい。日本国内でもあらゆる業界ですでに採用されております。

当社の電動トルクレンチを使用する事で専用のアプリを使用する事ができます。アプリを使う事で例えばプロファイル機能としてＱＲコードの出力や読み込みが可能になります。また、アプリから工具の設定変更の指示を無線で飛ばす事も可能になります。このアプリは無料でご利用いただけます。