ユニファイねじ規格

ユニファイねじとはインチを単位とするねじ規格の
事で主にアメリカで標準化されています。

ユニファイねじ
規格寸法表

ユニファイねじ規格表がダウンロード可能です

呼びサイズ 呼び経 ねじ山数(25.4mmにつき) ピッチ
ミリ換算
ひっかかりの
高さ(mm)
inch mm 並目 細目
1/4 0.25 6.35 20 1.27 0.687
28 0.9071 0.491
5/16 0.3125 7.938 18 1.4111 0.764
24 1.0583 0.573
3/8 0.375 9.525 16 1.5875 0.859
24 1.0583 0.573
7/16 0.4375 11.112 14 1.8143 0.982
20 1.27 0.687
1/2 0.5 12.7 13 1.9538 1.058
20 1.27 0.687
9/16 0.5625 14.288 12 2.1167 1.146
18 1.4111 0.764
5/8 0.625 15.875 11 2.3091 1.25
18 1.4111 0.764
3/4 0.75 19.05 10 2.54 1.375
16 1.5875 0.859
7/8 0.875 22.225 9 2.82222 1.528
14 1.8143 0.982
1 1 25.4 8 3.175 1.719
12 2.1167 1.146
1-1/8 1.125 28.575 7 3.6286 1.964
12 2.1167 1.146
1-1/4 1.25 31.75 7 3.6286 1.964
12 2.1167 1.146
1-3/8 1.375 34.925 6 4.2333 2.291
12 2.1167 1.146
1-1/2 1.5 38.1 6 4.2333 2.291
12 2.1167 1.146
1-3/4 1.75 44.45 5 5.08 2.75
2 2 50.8 4-1/2 5.6444 3.055
2-1/4 2.25 57.15 4-1/2 5.6444 3.055
2-1/2 2.5 63.5 4 6.35 3.437
2-3/4 2.75 69.85 4 6.35 3.437
3 3 76.2 4 6.35 3.437
3-1/4 3.25 82.55 4 6.35 3.437
3-1/2 3.5 88.9 4 6.35 3.437
3-3/4 3.75 92.25 4 6.35 3.437
4 4 101.6 4 6.35 3.437

※各数値は全て参考値です。万一トラブルが起きても当社では責任を負う事は出来ません

ユニファイねじに
ついて

ユニファイねじはアメリカ、カナダ、イギリスの間で規格を統一するために制定されたインチ規格のねじです。現在では世界中の産業機械、自動車、航空機、建設機械など幅広い分野で利用されています。ミリねじと並んで国際的に普及している規格であるため、機械設計やメンテナンスに関わる技術者にとって、ユニファイねじを正しく理解することは欠かせません。

特に日本ではミリねじの使用が多いものの、輸入設備や海外メーカーの部品にはユニファイねじが多く採用されており、現場では頻繁に遭遇します。ユニファイねじの最も重要な特徴はねじ山の角度が60度に統一されていることです。この山角は締結力・強度・加工性のバランスが優れており、産業用途で信頼性の高い締結が得られる理由となっています。

また、ユニファイねじはインチを基準としており、ねじの太さは「1/4インチ」「3/8インチ」といった表記で示されます。ピッチの表し方もミリねじとは異なり、「1インチの中にいくつ山が入っているか」を示す TPIが使われます。この違いを理解していないとミリねじとユニファイねじを誤って混用し、ねじ山の破損や締結不良を起こす原因になってしまいます。

ユニファイねじには複数の種類があり、最も一般的なのが並目の UNC、そして細目のUNFです。UNCはねじ山が比較的粗く、組み付けが容易で外れにくいため、建築や一般産業用途で広く使用されています。一方、UNFは山が細かいため高い締付力を得られ、振動環境でもゆるみにくいという特徴があります。自動車部品や精密機械では UNF が選ばれることも多く、用途に応じてユニファイねじの種類を適切に使い分けることが求められます。さらに特別に細かいピッチを持つ UNEFや航空機で使われる特殊規格も存在しており、ユニファイねじの体系は非常に奥深いものです。

ユニファイねじを扱う際には対応するインチ工具を正しく使用することが重要です。ミリ工具ではわずかな誤差が生じ、ボルトの頭を痛めたり工具が空転したりする原因となります。また、同じインチ系でありながらウィットねじ(BSW/BSF)は山角が55度のため、ユニファイねじとは互換性がありません。現場では一見すると違いがわかりにくいため、ねじ規格の識別ミスからトラブルが起こることも少なくありません。ユニファイねじの適切な選定と識別は、締結品質の向上と安全確保のために不可欠な知識です。

このようにユニファイねじは歴史的背景と実用性を兼ね備えた規格であり、今なお多くの産業で必要とされています。規格の仕組みや UNC・UNF の違い、ミリねじとの比較を理解することでより精度の高い締結作業と確実なメンテナンスが可能になります。ユニファイねじを正しく扱う事は設備の寿命延長だけでなく、作業効率と安全性の向上にもつながる重要な工程といえるでしょう。

OTHER UNIT CONVERSION

その他のねじ規格寸法表